こんにちは、ミッツです。
アベノミクスや何やらで、業績が上って来た企業も出てきました。
一部の業界、経営者は景気は良くなっていると回答しているニュースも聞くようになりました。
あなたの給料は上がっていますか?
日本の経済状況
私は専門家ではないので、くわしく説明が出来ませんが、なるべく簡単に説明しますね。簡単に言うとアベノミクスは、
「経済的な支援をして企業の業績を上げて、労働者の賃金も上げる」政策です。
実際にアベノミクスの恩恵を受けて業績が上がった企業、株などで利益が上がった個人などが現れました。
円安も進みましたから、輸出産業は大幅に回復しています。
しかし、円安によるマイナスの現象も起きています。
輸入原材料が上ってしまったため、食料品や日用品は値上がりしました。
アベノミクスの考えは
「円安による値上がりは、賃金アップによってまかなえる」
というモノです。
さて、ココで問題なのは、じゃあ、あなたの給料は上がったか?という事です。
現状では、賞与(ボーナス)はいくらか増えたが、基本給は変わらないところがほとんどのようです。
まったく変わらないと回答している企業もありますが・・・
なぜ、あなたの給料は上がらないのか?
生活費が高騰しているのに、給料が上がらなければ庶民の生活は苦しくなるばかりです。当初のアベノミクスの理論が、効果を出していない事になります。
ここからは私の私感になりますので、ご了承ください。
コレは別にアベノミクス自体が悪いワケではないと思います。
現に法人企業統計の数字を見ると、企業が持つ現金や預金の総額は2013年から徐々に増えているのです。
これは「企業の手元資金」といいますが、要するに
企業の貯金は増えたけど、まだ使わないでとっておく。が現状なのです。
景気が回復すれば、お金が労働賃金に回り給料が上がると考えた政府とは、違った結果になってしまっているんですね。
もちろん、政府は賃上げをするように企業に働きかけていますが、経営者がそれに簡単には応じない・・・
その経営者の気持ちもわかります。
長い低迷期を苦しんだ経営者達は、かなり慎重です。
ある程度、手元資金がないと不安なのです。
少々お金が貯まったからといって、スグには給料を上げられません。
先行きどうなるかわからないから・・・
現に中国の景気減退がブレーキをかけ始めていますね。
おそらく9月度の経済指標も悪くなると思います。
私達の対抗策は?
別に誰が悪いではなく、もう給料はなかなか上がらないと考えた方がいいです。
これからは、給料(安定給)+副収入しかありません。
収入源を増やす考え方です。
コレが一番の防衛策になるでしょう。
会社だけに頼らない、依存しない生き方です。
もはや、出世すれば大丈夫。という世界ではなくなっています。
会社での地位は上がっても、収入が共わない。
責任ばかりが重くなる・・・
正規雇用はおろか、派遣でさえも、先の労働法改正により厳しくなりました。
流れは完全に個人よりも、企業に有利な方向に進んでいます。
その方が選挙にも勝てるしね・・・
われわれは自己防衛が必要な時代に突入しているのです。
そろそろ真剣に行動を起こした方がいいです。
今日も感謝です!