こんにちはミッツです。
先日の爆発記事にご質問をたくさん頂きましたので、この場でお答えしますね。
今回は、爆発したブログの仕様についてです。
たくさんのアクセスをいかに捌くか、高速化や負担軽減などですね。
サーバーの仕様・設定
この爆発したトレンドブログのサーバーはXサーバーです。
プランは一番安いX10プラン。
一ヶ月1200円です。
サーバーは以下のように設定しています。
■ PHP
PHPのバージョンは最新のPHP7.0.0
Xサーバーによると
「PHP7 は PHP5 や PHP4 と比較してパフォーマンスが大幅に強化されています。」
との事です。
■ PHP高速化設定
もちろんON!
CPU負荷を軽減し実行を高速化できる仕組みである「FastCGI」をPHPプログラムに適用することができます。
多数のアクセスが見込まれるドメインでは有効(On)にすることでCPU負荷軽減および高速化を図ることができます。
通常、任意でON、OFFできますが、先ほどのPHP7にすると強制的にONになります。
■ mod_pagespeed
OFF!
拡張モジュール「mod_pagespeed」を使用することにより
Webサイトのコンテンツを最適化し、表示速度の向上および転送量の軽減を図ります。
説明を見る限りではONが良いように思いますよね?
実は私もONにしていました。
しかし以前、サーバーダウンした時に、サーバー会社から、このようなメールを頂きました。
ドメインの「mod_pagespeed」機能が負荷要因でございました。
アクセス集中により大量に最適化処理がされた影響で、メモリを大量に使用し、サーバーのメモリ枯渇の原因となっていた可能性が高くございます。
負荷対策がされないまま、「mod_pagespeed」機能を有効化してしまいますと、再度負荷が上昇する可能性が非常に高くございます。
現状は「mod_pagespeed」機能の無効化により、お客様にはご不便をおかけしまして大変申し訳ございませんが、このまま該当機能の無効化を継続していただくことを推奨いたします。
仕組みはまったく理解していませんが(笑)、それ以来OFFのままです。
高速化に有効と思っていましたので、意外な盲点でした。
高速化・負担軽減プラグイン
高速化、負担軽減に役立っていると思われる、このブログのプラグインを紹介します。
■ EWWW Image Optimizer
画像を圧縮してくれるプラグインです。
画像を圧縮する事で、画像のデータ容量を減らします。
これによってサイト表示を速くすることができます。
設定も簡単です。
■ JetpackのPhoton
Jetpackプラグインの中の機能のひとつです。
WordPress.com の CDN (コンテンツ・デリバリー・ネットワーク) から画像を読み込ませるので、サーバーの負荷が軽減できます。
設定はワンクリック!
超簡単です。
■ WP Fastest Cache
高速化には欠かせないキャッシュ系のプラグインです。
以前他のキャッシュ系のプラグインを入れていましたが、設定が難しい上に、どうも不具合が起きるのでやめていました。
このWP Fastest Cacheは、日本語対応、簡単設定、不具合なし。で重宝しています。
実はたったのコレだけなんです(笑)
しかも設定が簡単なモノばかり・・・
基本的にプラグインはあまり入れたくない派なのです。
それでもこの仕様で、1日179,312PVを無理なくさばいていましたから、相当なものだと思います。
リアルタイムアクセスは10,000人超えてましたからね。
ただし、それぞれの設定によるプラグインの不具合もあるようなので、バックアップをとってから、慎重に試す事をお勧めします。
ちなみに以前サーバーダウンした時に、Xサーバーから外した方がいいとアドバイスされたプラグインもあります。
「WordPress Related Posts」という関連記事を表示させるプラグインです。
負担が発生しやすいそうです。
今日も感謝です!